Seahawks / Aquadisco (2012)
Jon TyeのSeahawksの多分新作。タイトルのとおり、暖かい海にぷかぷか浮かんだ様な気分になるバレアリック・チルアウト。アートワークも含めて、どこか90年代っぽいコンセプトでOrbを思わせる。
2012-09-26
2012-09-23
Austin Cesear / Cruise Forever (2012)
Austin Cesear / Cruise Forever (2012)
Public Informationからの最新作は、シャーマニックなノイズとインダストリアル・ファンクなボトムがいい感じのミニマル・テクノ。アンビエント・ダブな音響もあって、この辺が好きな人はたまらんでしょう。
Public Informationからの最新作は、シャーマニックなノイズとインダストリアル・ファンクなボトムがいい感じのミニマル・テクノ。アンビエント・ダブな音響もあって、この辺が好きな人はたまらんでしょう。
2012-09-22
Expo '70 / Beguiled Entropy (2012)
Expo '70 / Beguiled Entropy (2012)
"Psychosis"では絵に描いた様なギター系ドゥーム・ドローンだったけど、今回はシンセを前面に出したコズミック・ドローン。暗黒っぷりは変わりないけど。
Electronic Meditation〜AtemまでのOhr時代のTangerine Dreamが乗り移ったみたい。
"Psychosis"では絵に描いた様なギター系ドゥーム・ドローンだったけど、今回はシンセを前面に出したコズミック・ドローン。暗黒っぷりは変わりないけど。
Electronic Meditation〜AtemまでのOhr時代のTangerine Dreamが乗り移ったみたい。
2012-09-20
Sun Araw / Beach Head (2008)
Sun Araw / Beach Head (2008)
過去への拘りもてらいもなく、やりたい事をただやっているんであろう、新世代のサイケ・ソロユニットのデビュー作再発。ベタなくらいにズブズブなサイケ・ドローンにダブっぽさもあって、気持ち良い。ジャケやタイトル通りの脳天気さがもっとあると、更に良かったかな。
過去への拘りもてらいもなく、やりたい事をただやっているんであろう、新世代のサイケ・ソロユニットのデビュー作再発。ベタなくらいにズブズブなサイケ・ドローンにダブっぽさもあって、気持ち良い。ジャケやタイトル通りの脳天気さがもっとあると、更に良かったかな。
2012-09-18
Oren Ambarchi / Audience of One (2012)
Oren Ambarchi / Audience of One (2012)
クリアなトーンの短いパッセージを軸にした曲やボーカル曲もあってアンビエント寄りな側面もあるけど、聞き所は2曲目の33分余りの長尺曲。静かなドローンで始まり、徐々に抑制された大熱量のフィードバックが荒れ狂うという、いつものパターンではあるけど、細部まで凝った作りで聴き応えたっぷり。
クリアなトーンの短いパッセージを軸にした曲やボーカル曲もあってアンビエント寄りな側面もあるけど、聞き所は2曲目の33分余りの長尺曲。静かなドローンで始まり、徐々に抑制された大熱量のフィードバックが荒れ狂うという、いつものパターンではあるけど、細部まで凝った作りで聴き応えたっぷり。
2012-09-17
Mala / Mala in Cuba (2012)
Mala / Mala in Cuba (2012)
Digital MystikzのMalaがGiles Petersonと組み、キューバ音楽を素材に、その強靱なリズムとサウダージな空気感を失うことなくダブステップにコンバートした逸品。
Digital MystikzのMalaがGiles Petersonと組み、キューバ音楽を素材に、その強靱なリズムとサウダージな空気感を失うことなくダブステップにコンバートした逸品。
時代も方法論も違うが、イコライジングとエフェクトだけでキューバ音楽を強力なダブワイズに仕立てた、Bill Laswellの Havana Mood (Rhum and Bass version)というかつての傑作に似た試みは、十分に成功している。
2012-09-16
Thee oh Sees / Putrifiers II (2012)
Thee oh Sees / Putrifiers II (2012)
サンフランシスコのガレージ/サーフ・バンドの新作。今回はちょっとフォーキーなテイストも入ってサイケ感強めで若干丸くなった気もするけど、基本的にはジャンクな荒々しさとスピード感にスイートなメロディー、というスタイルはそのまま。破綻しそうでしない、ギリギリのバランス感覚が良い。
サンフランシスコのガレージ/サーフ・バンドの新作。今回はちょっとフォーキーなテイストも入ってサイケ感強めで若干丸くなった気もするけど、基本的にはジャンクな荒々しさとスピード感にスイートなメロディー、というスタイルはそのまま。破綻しそうでしない、ギリギリのバランス感覚が良い。
2012-09-14
2012-09-12
2012-09-11
Astral Social Club / Magic Smile (2012)
Astral Social Club / Magic Smile (2012)
多彩な作品を出し続けるNeil Campbell の天上音楽ユニットの新作。別名義のVibracathedral Orchestraでやってる様なトライバルなサイケデリックとは違って、こちらはケミカル・タイプ。Faust Ⅳ、Sun Ra、ミニマル・テクノ、ノイズなどを掻き混ぜて、その上澄みをエディットで延々と繋いだ様なピーク感が持続する。
多彩な作品を出し続けるNeil Campbell の天上音楽ユニットの新作。別名義のVibracathedral Orchestraでやってる様なトライバルなサイケデリックとは違って、こちらはケミカル・タイプ。Faust Ⅳ、Sun Ra、ミニマル・テクノ、ノイズなどを掻き混ぜて、その上澄みをエディットで延々と繋いだ様なピーク感が持続する。
2012-09-10
Blue Daisy x Unknown Shapes / Bedtime Stories (2012)
Blue Daisy x Unknown Shapes / Bedtime Stories (2012)
煙モクモク過ぎて何が何だかよく分かんないくらいスモーキー&ファット&ダビーなエクスペリメンタル・ヒップホップ。って言うかビートは既にバックグラウンド・ノイズでしかない。宇宙。
煙モクモク過ぎて何が何だかよく分かんないくらいスモーキー&ファット&ダビーなエクスペリメンタル・ヒップホップ。って言うかビートは既にバックグラウンド・ノイズでしかない。宇宙。
2012-09-08
2012-09-07
Ricardo Villalobos / Dependent and Happy (2012)
Ricardo Villalobos / Dependent and Happy (2012)
チリアンという枠に収まらずミニマル・シーン全体を引っ張るRicardo Villalobos、アルバムとしては4年ぶりのこの新作は、CDと12インチ3部作・計5枚のアナログでリリース。
これまでより内省的な印象で幾分音数も少なめだけど、やはり他とは音の強度が違う。一見シンプルに見えて実は複雑&強靱なリズムの粒子が渦巻く、クールなエネルギーに満ちた世界。
チリアンという枠に収まらずミニマル・シーン全体を引っ張るRicardo Villalobos、アルバムとしては4年ぶりのこの新作は、CDと12インチ3部作・計5枚のアナログでリリース。
これまでより内省的な印象で幾分音数も少なめだけど、やはり他とは音の強度が違う。一見シンプルに見えて実は複雑&強靱なリズムの粒子が渦巻く、クールなエネルギーに満ちた世界。
2012-09-05
Nadja / Excision (2012)
Nadja / Excision (2012)
カナダの2人組轟音系ドローン・ユニットのスプリット音源を集めた2CD。ドュームっぽい音色がそこかしこに聴こえるけど、総じてSunn O)))なんかよりは円やかで聴きやすい。
爆音で高音圧を浴びるのも良し、静かに流して荒涼としたアンビエント・ドローンとして楽しむのも良し。
カナダの2人組轟音系ドローン・ユニットのスプリット音源を集めた2CD。ドュームっぽい音色がそこかしこに聴こえるけど、総じてSunn O)))なんかよりは円やかで聴きやすい。
爆音で高音圧を浴びるのも良し、静かに流して荒涼としたアンビエント・ドローンとして楽しむのも良し。
2012-09-04
Mirroring / Foreign Body (2012)
Mirroring / Foreign Body (2012)
Tiny VipersのJesy FortinoとGrouperのLiz Harrisによるドローン・フォーク・ユニット。ザラッとした残響に塗れながらも、ちょっと聴いたらスイートなので4ADっぽい耽美系?と油断したら、次第に鈍器の様なシューゲイズなドローンに覆わて行き、Grouper同様のパースペクティブが広がる。Jesy Fortinoのアコギ&ヴォーカルは、そんな背景の上に点描で描いた近景の風情で美しい。
Tiny VipersのJesy FortinoとGrouperのLiz Harrisによるドローン・フォーク・ユニット。ザラッとした残響に塗れながらも、ちょっと聴いたらスイートなので4ADっぽい耽美系?と油断したら、次第に鈍器の様なシューゲイズなドローンに覆わて行き、Grouper同様のパースペクティブが広がる。Jesy Fortinoのアコギ&ヴォーカルは、そんな背景の上に点描で描いた近景の風情で美しい。
2012-09-03
Orb feat. Lee Scratch Perry / The Orbserver in the Star House
Orb feat. Lee Scratch Perry / The Orbserver in the Star House
Orb名義でありながら、リー・ペリーのソロのバックをOrbが務めたかのような、かなりルーツ寄りの音になっているのは、御大に敬意を表したということか。Orbも元々ダブ抜きにはありえないので、全然違和感は無い。
まあ、彼の声が乗ればバックがどんなトラックでもそこはリー・ペリー・ワールド。Orb Sound Systemを従えたLee Scratch Perryって感じ。
Orb名義でありながら、リー・ペリーのソロのバックをOrbが務めたかのような、かなりルーツ寄りの音になっているのは、御大に敬意を表したということか。Orbも元々ダブ抜きにはありえないので、全然違和感は無い。
まあ、彼の声が乗ればバックがどんなトラックでもそこはリー・ペリー・ワールド。Orb Sound Systemを従えたLee Scratch Perryって感じ。
2012-09-01
Irmin Schmidt & The Inner Space / Kamasutra (1969)
Irmin Schmidt & The Inner Space / Kamasutra (1969)
Monster Movie 発売前の、ほぼCanオリジナル・メンバーによるサウンドトラック。カーマスートラがテーマの映画だけあってラーガ・サイケデリックだけど、シタールとかタブラは使ってない。しかしアダルト映画に、この誰が聴いてもCan以外の何者でもない音が合っていたのかどうか・・・。「エマニエル夫人」の Larks' Tongues in Aspicほどの違和感は無いと思うけど。
You Doo Lightなマルコム・ムーニーのボーカル曲もあり。
Monster Movie 発売前の、ほぼCanオリジナル・メンバーによるサウンドトラック。カーマスートラがテーマの映画だけあってラーガ・サイケデリックだけど、シタールとかタブラは使ってない。しかしアダルト映画に、この誰が聴いてもCan以外の何者でもない音が合っていたのかどうか・・・。「エマニエル夫人」の Larks' Tongues in Aspicほどの違和感は無いと思うけど。
You Doo Lightなマルコム・ムーニーのボーカル曲もあり。
登録:
投稿 (Atom)