人力によるテクノ・フォーマットのダブ/ファンク。ツイン・ドラムのバンド編成の割には汗臭さが全くないのはJD Twitch(Optimo)のプロデュースによるものなんだろうけど、4/4のビートがオーガニックで切れが良い。コズミックな上モノとのバランスも良し。
2013-01-28
Ulrich Schnauss / A Long Way to Fall (2012)
エレクトロ・シューゲイザーという先入観で聴くと、トーンが大人しめで物足りないし耽美さにも欠け、ちょっと単調。アンビエント用途にはエッジが立ち過ぎてるし、立ち位置がよく分からない。
と言う訳で、しばらく寝かせておいてみようかな。
2013-01-27
Traditional Fools / ST (2008)
Ty Segallが在籍していたという、カリフォルニアのサーフパンク・トリオのデビュー作の再発。熱量のある腰の据わった音でかっこいい。録音の荒さもあってか、あの頃のパンクな空気が伝わってくる。若いんだろうけど。Foolsじゃなくてラピス時代のフリクションをロフトで見てるみたい、と言っては言い過ぎか。
2013-01-26
Bare Wires / Idle Dreams (2012)
オークランドのサイケ・ポップ・トリオ。ペナペナのギターとキャッチーなメロディーで疾走する、ポップなガレージパンクって感じ。最初から最後まで突っ走るのかと思ったら、曲によってはT-Rexっぽいグラムな仕掛けもあって、なかなか芸が細かい。
2013-01-23
Cut Hands / Black Mamba (2012)
WhitehouseのWilliam Bennettのソロ・アルバム。シングルの"Afro Noise 1"の様なDubstep寄りのインダストリアルノイズ・アフロな曲に加えて、シャーマニックなドローンがますます暗黒大陸な雰囲気。
2013-01-16
2013-01-13
William Basinski / The Disintegration Loops (2012)
2013-01-11
Goat / World Music (2012)
スウェーデンの辺境サイケ。Zeppelin のKashmirのアンサンブルとエキゾチシズムを押し進めた様なヘビーな曲が中心だけど、Felaっぽいアフロ・グルーヴやBarn Owlを思わせるシャーマニックな曲もあったりして、デビュー作なのに結構芸が細かい。Goatheadとか Let it Bleedって曲があるけど、Stonesは関係なし。
2013-01-08
2013-01-07
Steve Hauschildt / Sequitur (2012)
Emeraldsのメンバーの1年ぶりのソロ。本家のジャーマン・エレクトロニクス指向に加えてこの人のテクノポップ嗜好が強調された作品で、ヴォコーダーやビンテージ・シンセを多用し、アトミック・デザインを思わせるやたら明るい音。ディストピアが日常となった今、ユートピアこそ新しいってことか。Kraftwerkと言うよりTelex的。
2013-01-05
Woods / Bend Beyond (2012)
前作よりバンド色が強まり、ブルースやガレージサイケ風の曲もあって、結構バラエティに富んだ内容の1年ぶりの新作。でも基本は相変わらずフォーキー&ローファイな脱力系サイケで、漂白された様な乾いた明るさの裏に異形さがチラチラと垣間見える。
2013-01-04
Pelt / Effigy (2012)
今回も安心品質のラーガ・ドローン・サイケデリア。ウィスコンシン州にある実在の古墳がテーマらしい。いつものインド系弦楽器やヴァイオリンが織りなす恍惚感に満ちたドローンの他に、ベルやゴングを使った内省的な曲もあって、新たな一面も見える。インド色は薄め。
2013-01-02
Camera / Radiate! (2012)
ベルリン在住のNEU! フォロワー・トリオのデビュー作。Moebius や Michael Rotherと実際に交流があるらしい。
フォロワーと言うより、コピーと言っていいくらいNEU!そのまんま。でもギターやドラムの音は現代風に重く、全体的にきちっと作られているせいか、オリジナルのヘロヘロでいい加減なところが無くて、なんかマジメ過ぎて面白味に欠けるかな。
フォロワーと言うより、コピーと言っていいくらいNEU!そのまんま。でもギターやドラムの音は現代風に重く、全体的にきちっと作られているせいか、オリジナルのヘロヘロでいい加減なところが無くて、なんかマジメ過ぎて面白味に欠けるかな。
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