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2013-04-15

Miles / Faint Hearted (2013)

昨今のダブテクノ〜インダストリアル系の中では最強の音響かも。鈍器の破壊力。Andy Stott周辺の人だけど違った意味で新しい。

2013-02-05

Burnt Friedman / Zokuhen (2012)

前作のBokobokoの文字通りZokuhen的な内容の、ポリリズミック・ビーツ・アンサンブル。アフロとかトライバルっていうタームを軽く飛び越えたハネるビートは一見軽めだけど、驚くほど複雑な構造。ホルガー抜きのCanの、正統的進化っていう気もする。

2013-01-29

Tussle / Tempest (2012)

人力によるテクノ・フォーマットのダブ/ファンク。ツイン・ドラムのバンド編成の割には汗臭さが全くないのはJD Twitch(Optimo)のプロデュースによるものなんだろうけど、4/4のビートがオーガニックで切れが良い。コズミックな上モノとのバランスも良し。

2012-12-24

Vladislav Delay / Kuopio (2012)

Basic Channel を経てMoritz Von Oswald Trioのメンバーでもある Sasu Ripatti の、Raster-Notonからのソロ・ユニット3作目。ミニマルダブの系譜を継承しつつ、緻密に構成された有機的なテクスチャー、それに絡みつく屈折したビートがクールで意外に攻撃的。
今年のベスト10とかやる気は無いけど、これはかなり上位に入るであろう1枚。

2012-12-22

Adrian Sherwood / Recovery Time (2012)

今年出た久々のソロ3作目「Survival & Resistance」のセルフ・リミックス。オリジナルはチルアウトなベース・ミュージックで、それまでとは違った路線でかなりの佳作。今作はビートの強化がされていて格好いいんだけど、敢えて言えば意外性が無い。そろそろ自分の作品のリミックスは他の人、特に若い世代に全面的に任せた方が良いんじゃないかなー。

2012-12-18

Luke Hess / Keep On (2012)

デトロイト系の粘りのあるボトムと、Echocordらしいダブ・テクノな空間処理がうまく絡み合った3年振りの新作。ゆったりしたノリで派手さは無いけど、聴けば聴くほどファンキー&ディープで良い仕事してる。

2012-11-24

Jah Wobble & Keith Levene / Yin & Yang (2012)

P.I.L以来のコラボ。思ったよりは随分とリラックスした印象だけど、Keith Leveneのささくれたギターの感触はJah Wobbleのソロ他の諸作とは全く違ったテイストを生んでいてスリリング。ドラムも良い。
Keith Leveneって最近、目立った活動はしてないのはなんでだろう。昔のソロはかなり格好良かったのに。Metal Box in Dubもリリースして欲しいけど、無理だろーなー。



2012-11-07

Ekoplekz / Intrusive Incidentalz vol.2 (2012)

ブリストルのポストダブステップ派・Ekoplekzのシリーズ2作目。今回は白黒時代のテレビやB級SF映画のサントラがモチーフ。アナログ電子音響ダブと言うか、既にノイズ2歩手前まで行っちゃってるミュータント・ノイズ・ダブという感じ。音がぶっとくて強力。

2012-10-22

Decoside / Reload (2012)

イタリアのDub Technoアーティストのソロ。この手の音としてはオーソドックスだけど、アンビエント系じゃなくビート重視のヘヴィーな音作りで結構良い。2枚組の1枚目はオリジナルで、2枚目はEchologist他によるリミックス・トラックを収録。

2012-10-10

Sun Araw / The Inner Treaty (2012)

前作のCongosとのコラボは、意外な組み合わせの上にストレンジでサイケな仕上がりで面白かったけど、今回はこれまでになくポップで超脱力なアブストラクト・ダブ。カラフルでトロピカル。そしてこんな所にもSonic Boomが。

2012-10-02

Moritz von Oswald Trio / Fetch (2012)

Moritz von Oswald Trio / Fetch (2012)

アブストラクトなミニマル・ダブという基本路線はそのままに、4つ打ちの曲もあったりして結構グルーヴィーな3作目。Basic Channel meets クラブ・ジャズ。

2012-09-14

Seekersinternational / The Call From Below (2012)

Seekersinternational / The Call From Below (2012)

ルーツ系ダブからドラムやベース等の楽器音を取り去って、本来なら装飾音である残響だけを取り出し、そこにエレクトロニックなトリートメント施す。すると、これがなんとも気持ちの良いアンビエント音響に。これぞアンビエント・ダブ。

2012-09-10

Blue Daisy x Unknown Shapes / Bedtime Stories (2012)

Blue Daisy x Unknown Shapes / Bedtime Stories (2012)

煙モクモク過ぎて何が何だかよく分かんないくらいスモーキー&ファット&ダビーなエクスペリメンタル・ヒップホップ。って言うかビートは既にバックグラウンド・ノイズでしかない。宇宙。

2012-09-03

Orb feat. Lee Scratch Perry / The Orbserver in the Star House

Orb feat. Lee Scratch Perry / The Orbserver in the Star House

Orb名義でありながら、リー・ペリーのソロのバックをOrbが務めたかのような、かなりルーツ寄りの音になっているのは、御大に敬意を表したということか。Orbも元々ダブ抜きにはありえないので、全然違和感は無い。
まあ、彼の声が乗ればバックがどんなトラックでもそこはリー・ペリー・ワールド。Orb Sound Systemを従えたLee Scratch Perryって感じ。


2012-08-27

ASC / Out of Sync (2012)

ASC / Out of Sync (2012)

元々はドラムンベースやエクスペリメンタル・ヒップホップをやってた人だけど、今作はこれまでのキャリアを収束させつつ、かなり落ち着いた覚醒的な音を奏でる。アンビエント・エレクトロニカな音響を背景に、様々なビートが要所要所に配置された、石庭の様な風情のベース・ミュージック。

2012-08-10

Adrian Sherwood / Survival & Resistance (2012)

Adrian Sherwood / Survival & Resistance (2012)

久々のソロ3作目。今までのソロは良くも悪くも彼のイメージ通りの作風だったが、今回は一聴すると派手さのない、ダブ以外の要素も取り入れたダウン・テンポ。
でもこれが中々深くて聞き応えがある。今までの中で一番好きかも。

2012-08-04

Resoe / The Black Void of Space (2011)

Resoe / The Black Void of Space (2011)

Basic Channelの流れをくむ、Echocord(デンマーク)を拠点にしたResoeの1stアルバム。最近多いアンビエント系ではなく、ベルリン・ミニマル寄りでダブステップの要素もある、エッジの立ったミニマル・ダブ。ひんやりとしてて気持ち良い。

2012-07-30

Ekoplekz / Dromilly Vale (2012)

Ekoplekz / Dromilly Vale (2012)

クラブ寄りの作品も出してる人だけど、今作は凶悪系電子音響ダブ。ノンビートでノイズ&エレクトロニクス飛びまくりの轟音圧サイケデリック。

2012-07-23

Peaking Lights / Lucifer (2012)

Peaking Lights / Lucifer (2012)

前作に続いて相変わらずダブ・サイケポップなデュオの最新作。C の Zuckerzeitを思わせるジャケットの今作は、よりドリーミーでケミカルな楽園指向を感じさせる作り。

2012-06-28

Sun Araw, M. Geddes Gengras, The Congos / Frkwys vol. 9 : Icon Give Thank (2012)

Sun Araw, M. Geddes Gengras, The Congos / Frkwys vol. 9 : Icon Give Thank (2012)

意表を突いたメンツを組み合わせるこのシリーズ。今度は、かなりギリギリの線を狙ってくる作風のサイケ音響派の2組と、何故かCongosのコラボ。
案外想定内の音だけど、Congosっぽくないナイヤビアンキ的なこともやっていて、初期African Head Chargeを明るくしたようなサイケデリック・アブストラクト・ダブ。