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2013-01-29

Tussle / Tempest (2012)

人力によるテクノ・フォーマットのダブ/ファンク。ツイン・ドラムのバンド編成の割には汗臭さが全くないのはJD Twitch(Optimo)のプロデュースによるものなんだろうけど、4/4のビートがオーガニックで切れが良い。コズミックな上モノとのバランスも良し。

2013-01-16

Benjamin Brunn / A Sun Life (2012)

アシッド、シカゴ、エレクトロなどの断片をこれでもか、というくらい詰め込み、痒いところにも手の届く手の込んだプロダクションでアンビエントに仕上げた、モダン・エレクトロニック・アンサンブル。

2013-01-08

Raglani / Real Colors Of The Physical World (2012)

これもEmeralds人脈。アナログ・シンセの面白さって、独特の音の太さ以上にその冗長性にあるんだな〜、というのを再確認させてくれるエレクトロニック・サイケ絵巻。Cosmic Jokers・・・とはちょっと違うか。オマケの7inchが特に良い。

2013-01-07

Steve Hauschildt / Sequitur (2012)

Emeraldsのメンバーの1年ぶりのソロ。本家のジャーマン・エレクトロニクス指向に加えてこの人のテクノポップ嗜好が強調された作品で、ヴォコーダーやビンテージ・シンセを多用し、アトミック・デザインを思わせるやたら明るい音。ディストピアが日常となった今、ユートピアこそ新しいってことか。Kraftwerkと言うよりTelex的。

2012-12-18

Luke Hess / Keep On (2012)

デトロイト系の粘りのあるボトムと、Echocordらしいダブ・テクノな空間処理がうまく絡み合った3年振りの新作。ゆったりしたノリで派手さは無いけど、聴けば聴くほどファンキー&ディープで良い仕事してる。

2012-12-03

Forma / Off - On (2012)

NYのシンセ・ポップ・ユニットの 2nd。La DusseldorfやAshraみたいな、テクノポップ的な上昇志向の無い、ほのぼのとした時代に立ち返ったような純正テクノワールド。テクノ耳の若い世代には斬新で新しい音なんだろうけど、一通り通過してきた耳にもベタ過ぎて反対に新鮮で面白い。








2012-11-17

Ozric Tentacles / Paper Monkeys (2011)

どのアルバムを聴いても殆ど金太郎飴状態のホークウィンド進化型のスペース・ロック、Ozric Tentacles最新作。まあ相変わらずのサウンドなんだけど、これまで以上にTechno化というか、Eat Static化しているのがポイントと言えばポイント。

2012-11-01

Emeralds / Just To Feel Anything (2012)

2年振りの新作はますますジャーマン・エレクトロニクス化していて、Wolfgang Riechmann の Wunderbar に Manuel Göttsching と Michael Rotherがゲストでギターを弾いたらこんな感じなんじゃないかという世界。さすがにそれだけじゃなくて今日的なTechno/Minimalな展開もあるけど、Mark McGuire のソロ以上にリスペクト度高し。

2012-10-22

Decoside / Reload (2012)

イタリアのDub Technoアーティストのソロ。この手の音としてはオーソドックスだけど、アンビエント系じゃなくビート重視のヘヴィーな音作りで結構良い。2枚組の1枚目はオリジナルで、2枚目はEchologist他によるリミックス・トラックを収録。

2012-10-02

Moritz von Oswald Trio / Fetch (2012)

Moritz von Oswald Trio / Fetch (2012)

アブストラクトなミニマル・ダブという基本路線はそのままに、4つ打ちの曲もあったりして結構グルーヴィーな3作目。Basic Channel meets クラブ・ジャズ。

2012-09-30

Seahawks / Aquadisco (2012)

Seahawks / Aquadisco (2012)

Jon TyeのSeahawksの多分新作。タイトルのとおり、暖かい海にぷかぷか浮かんだ様な気分になるバレアリック・チルアウト。アートワークも含めて、どこか90年代っぽいコンセプトでOrbを思わせる。

2012-09-03

Orb feat. Lee Scratch Perry / The Orbserver in the Star House

Orb feat. Lee Scratch Perry / The Orbserver in the Star House

Orb名義でありながら、リー・ペリーのソロのバックをOrbが務めたかのような、かなりルーツ寄りの音になっているのは、御大に敬意を表したということか。Orbも元々ダブ抜きにはありえないので、全然違和感は無い。
まあ、彼の声が乗ればバックがどんなトラックでもそこはリー・ペリー・ワールド。Orb Sound Systemを従えたLee Scratch Perryって感じ。


2012-08-05

Ursprung / ST (2012)

Ursprung / ST (2012)

普段は結構ハードなミニマル・テクノをやってるPantha Du Prince他によるアンビエント・エレクトロニカ。売り文句の「ギターをメインにしないDurutti Column」というのは言い過ぎにしても、中々凝ったプロダクションで、アンビエントとリスニングの間で微妙なバランスを保った佳作。

2012-07-23

Peaking Lights / Lucifer (2012)

Peaking Lights / Lucifer (2012)

前作に続いて相変わらずダブ・サイケポップなデュオの最新作。C の Zuckerzeitを思わせるジャケットの今作は、よりドリーミーでケミカルな楽園指向を感じさせる作り。

2012-06-05

Auntie Flo / Future Rhythm Machine (2012)

Auntie Flo / Future Rhythm Machine (2012)

アルバム・タイトルからマシーナリーで無機質な音を想像していたが、聴いてみたらこれがかなりの肩すかしで、トロピカルな脱力系辺境ハウスだった。まあジャケットもそんな感じだけど。ただし、ユル〜い中にも凝ったサウンド・プロダクションが詰め込まれてていて、これはこれで面白い。

2012-02-06

No UFO's / Soft Coast (2011)

No UFO's / Soft Coast (2011)

アンビエントなエレクトロ・ポップ。アナログシンセとシンプルなシークエンスに、時折リズムボックス、ギターがアクセントを加える。NEU2とかHarmoniaやSkyレーベル辺りの音に非常に近い。もっと聴いていたいのに、30分しかないのが残念。

2012-01-14

Field / Looping State of Mind (2011)

Field / Looping State of Mind (2011)

たなびく雲のようなドローンを背景に、ロックなボトムと細かなシークエンスやロングトーンのギターが軽やかな円環を紡ぐ。
Michael Rother のソロ諸作にも通底する、開放的なアンビエント・ミニマル。

2012-01-02

The Black Dog / Liber Dogma (2011)

The Black Dog / Liber Dogma (2011)

90年代中頃までWarpなどでBlack Dog Productionsの名義で活動していたユニット。最近復活したらしいが、内容は昔と同じベッドルーム・テクノ。当時はフロア向けではないリスニング用途というコンセプトが新しかったけど、今となってはインパクトはない。しかしさすがベテラン、仕事が丁寧で良く出来ている。

2011-12-30

Michael Fakesch / Exchange (2010)

Michael Fakesch / Exchange (2010)

解散したテクノ・ファンク・ユニット、Funkstrungの片割れの初ソロ・アルバムとなるリミックス・ワーク集。従来のゴリゴリのマシーナリーな路線じゃなくて、バラエティに富んだもう少し軽めのエレクトロ・ファンク風味の Remixが並ぶ。ちょっと肩すかしかなー。

2011-12-14

Sven Schienhammer / Altostratus Translucidus (2011)

Sven Schienhammer / Altostratus Translucidus (2011)

Quantec名義でも活動している、所謂深海系アンビエント・ダブな人の1stアルバム。今までの12inch等での作品と同様にBasic Channel直系の音だけど、本作では半分位はノンビートで、より深くアンビエントに潜行する。ディレイのかかったシンセのレイヤーに混じるグリッチ・ノイズは、水中で聴く細かい泡の音のよう。