Evan CaminitiとJon Porrasによるユニット。かなり早いペースでリリースが続く5作目も、荒涼とした大地を吹きすさぶ風の様な、ファズとエレクトロニクス、民族楽器によるドローン。なんとなく秘教的な響きがサイケデリックで、まあどれを聴いても基本的に同じと言えば同じなんだけど、個人的にはハズレが無いのでつい買ってしまう。
2013-04-27
2013-04-14
Boduf Songs / Burnt Up on Re-Entry (2013)
Mathew Sweet のプロジェクト Boduf Songsの5作目。囁き系ヴォイスのダークなサイケ・フォークを核にエレクトロニクスやフィールド・ノイズが蠢き、時に轟音系ギターが切り込むかと思えば、端整なビートが現れては消えていく。
なんとも捉え所が無いけど、メロディーも良いし、この手の中では一際完成度が高い。
2013-02-27
Papir / Papir III (2013)
デンマークのインプロ・サイケデリック・トリオの3作目。前作と同じく、ゆったりと天翔る様な、でもボトムは結構太い、陽性のサイケ感が眩しいストロング・スタイル。特に、Hallogalloっぽいイントロから次第にバーストしていく5曲目が最高。
2013-02-25
Endless Boogie / Long Island (2013)
NYのバンドの3作目。ちょっと聴くと、ジャケやバンド名からイメージするオールド・スタイルな想定内の音なんだけど、やたら長尺な曲を聴くうちに、これが結構侮れないことに気づく。リフ主体の分かりやすいブルース・サイケと、お約束な大仰さが殆ど無い、淡々としたミニマルな展開との相性が意外に良く、やたら渋い。
2013-02-24
Bitchin Bajas / Vibraquatic (2012)
Moon Duoとのスプリットも出している、Caveのメンバーのソロ・プロジェクト。Terry Riley の Shri Camelっぽい目眩くシンセ曼荼羅に、クラウトロックなコズミック感が加わった様なサイケデリック・アンビエント。サックスのループやテクノ・ラーガなどの意外性のある仕掛けも楽しい。
2013-02-17
Anthroprophh / ST (2013)
Paul Allen(The Heads のリードギター)のソロ。トライバルなパーカッションやドローン、ミニマルなリフに乗せて、轟音系・フィードバック系のギター、時にエレクトロニクスがのたうつ。高音圧で暴れまくるタイプじゃなく、ちょっと抑えたシャーマニックな雰囲気もあって、なんとなくAgtation Freeを思わせるところもある。
2013-02-12
Psychic Ills / One Track Mind (2013)
個人的にはなんか苦手だったPsychic Illsの最新作。前に聴いたMoon Duoとのスプリットの曲の様な、鬱々とした世界からガラッと変わってテキサス・サイケの流れをくむ、乾いたサイケデリアになっていてびっくり。ロックンロール度の高いこの路線の方が好みだなー。
2013-01-11
Goat / World Music (2012)
スウェーデンの辺境サイケ。Zeppelin のKashmirのアンサンブルとエキゾチシズムを押し進めた様なヘビーな曲が中心だけど、Felaっぽいアフロ・グルーヴやBarn Owlを思わせるシャーマニックな曲もあったりして、デビュー作なのに結構芸が細かい。Goatheadとか Let it Bleedって曲があるけど、Stonesは関係なし。
2013-01-05
Woods / Bend Beyond (2012)
前作よりバンド色が強まり、ブルースやガレージサイケ風の曲もあって、結構バラエティに富んだ内容の1年ぶりの新作。でも基本は相変わらずフォーキー&ローファイな脱力系サイケで、漂白された様な乾いた明るさの裏に異形さがチラチラと垣間見える。
2013-01-04
Pelt / Effigy (2012)
今回も安心品質のラーガ・ドローン・サイケデリア。ウィスコンシン州にある実在の古墳がテーマらしい。いつものインド系弦楽器やヴァイオリンが織りなす恍惚感に満ちたドローンの他に、ベルやゴングを使った内省的な曲もあって、新たな一面も見える。インド色は薄め。
2012-12-17
Glitter Wizard / Solar Hits (2011)
Hawkwind的なジャムっぽさと、Black Sabbathみたいなリフ主体のヘビメタな要素が合体したような、でもノリが良くってスピード感に溢れるサイケ。いかにもなジャケットがこれまたB級感に溢れていて分かりやすい。
2012-12-05
Rangers / Pan Am Stories (2012)
一見ラフで妙に明るいけど、なんとなくシニカルな雰囲気も漂うローファイ・サイケポップ。パクス・アメリカーナな気分の不良WASPの傍若無人な観光旅行、的な。足はもちろん、かつてのUSフラッグキャリア、パンナムで。
まあそんな解釈はともかく、温くてガサツだけど完成度高し。
まあそんな解釈はともかく、温くてガサツだけど完成度高し。
2012-11-04
Black Moth Super Rainbow / Cobra Juicy (2012)
チープ&ローファイなエレクトロニカと、ヴォコーダー・ヴォイスの組み合わせが良い味出してるUSサイケポップバンドの新作。時にザラついた感触もあって捻くれてるけど、ソングライティングが良くて、すっとぼけた感じがなんともポップで楽しい。
2012-10-30
Woods / Sun and Shade (2011)
いったい今は何年だよ、という感じの西海岸的なルーツ指向の脱力サイケフォーク。でもそこにNEU! なハンマービートの曲や、ファズの効いたローファイ・ガレージな曲も紛れ込んでいて、一筋縄ではいかない。と思ったらもう6作目のベテランだった。これは遡って聴くしかないな。
2012-10-10
Sun Araw / The Inner Treaty (2012)
前作のCongosとのコラボは、意外な組み合わせの上にストレンジでサイケな仕上がりで面白かったけど、今回はこれまでになくポップで超脱力なアブストラクト・ダブ。カラフルでトロピカル。そしてこんな所にもSonic Boomが。
2012-10-07
Moon Duo / Circles (2012)
アルバムとしては1年振りの新作。レコーディングに時間をかけただけあって、これまでになく緻密でヘビーなガレージ・サイケ。独特の乾いたポップさに変わりはなく佳作には間違いないんだけど、どうもまとまり過ぎの印象。やっぱりチープでラウドなエレクトロ路線の方がいいな。
2012-10-01
Jackie-O Motherfucker / Earth Sound System (2011)
Jackie-O Motherfucker / Earth Sound System (2011)
これで15作目というベテランにしては、エクスペリメンタルな音響の曲もあったりして結構瑞々しい印象の、乾いたアメリカン・フォーク・サイケデリア。湿っぽさのないユル〜い流れで余裕をかまし、締めはバッドなテイストのガレージ・サイケ。
これで15作目というベテランにしては、エクスペリメンタルな音響の曲もあったりして結構瑞々しい印象の、乾いたアメリカン・フォーク・サイケデリア。湿っぽさのないユル〜い流れで余裕をかまし、締めはバッドなテイストのガレージ・サイケ。
2012-09-22
Expo '70 / Beguiled Entropy (2012)
Expo '70 / Beguiled Entropy (2012)
"Psychosis"では絵に描いた様なギター系ドゥーム・ドローンだったけど、今回はシンセを前面に出したコズミック・ドローン。暗黒っぷりは変わりないけど。
Electronic Meditation〜AtemまでのOhr時代のTangerine Dreamが乗り移ったみたい。
"Psychosis"では絵に描いた様なギター系ドゥーム・ドローンだったけど、今回はシンセを前面に出したコズミック・ドローン。暗黒っぷりは変わりないけど。
Electronic Meditation〜AtemまでのOhr時代のTangerine Dreamが乗り移ったみたい。
2012-09-20
Sun Araw / Beach Head (2008)
Sun Araw / Beach Head (2008)
過去への拘りもてらいもなく、やりたい事をただやっているんであろう、新世代のサイケ・ソロユニットのデビュー作再発。ベタなくらいにズブズブなサイケ・ドローンにダブっぽさもあって、気持ち良い。ジャケやタイトル通りの脳天気さがもっとあると、更に良かったかな。
過去への拘りもてらいもなく、やりたい事をただやっているんであろう、新世代のサイケ・ソロユニットのデビュー作再発。ベタなくらいにズブズブなサイケ・ドローンにダブっぽさもあって、気持ち良い。ジャケやタイトル通りの脳天気さがもっとあると、更に良かったかな。
2012-09-16
Thee oh Sees / Putrifiers II (2012)
Thee oh Sees / Putrifiers II (2012)
サンフランシスコのガレージ/サーフ・バンドの新作。今回はちょっとフォーキーなテイストも入ってサイケ感強めで若干丸くなった気もするけど、基本的にはジャンクな荒々しさとスピード感にスイートなメロディー、というスタイルはそのまま。破綻しそうでしない、ギリギリのバランス感覚が良い。
サンフランシスコのガレージ/サーフ・バンドの新作。今回はちょっとフォーキーなテイストも入ってサイケ感強めで若干丸くなった気もするけど、基本的にはジャンクな荒々しさとスピード感にスイートなメロディー、というスタイルはそのまま。破綻しそうでしない、ギリギリのバランス感覚が良い。
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