2011-05-30

裸のラリーズ:雑誌記事「NEW MUSIC MAGAZINE」1973年7月号

 バンド結成は67年の11月だから、もう5年のキャリアになる。その5年の間にサウンドも 様々に変わった。水谷君によると3か月ごとに変化しているそうだ。といっても、バンドの姿勢は一貫していて、全てを破壊していく毒を内包している。向こう のグループで気になるグループは?と聞くと、”ヴェルヴェット・アンダーグラウンド”。
現在、ベースの長田君が休んでいて、京都時代からの準メンバーともいうべき久保田麻琴君が参加している。水谷君は「今、すごくやる気になっている。今年に 入ってからのロック・ブーム」は確実にダメになる。なぜなら、見当違いのまじめさによるものだから」という。いささか観念的なところがあるが、ユニークな バンドと言える。

水谷孝  :ボーカル、ギター(エビフォン、フェンダー・テレキャスター)
中村武  :ギター(エビフォン、ギブソンSG)、ヴァイオリン
長田幹夫 :ベース(エビフォン)
正田俊一郎:ドラム

連絡先=0422-○○ー ○○○○(OZ)

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